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コロナ禍でも最高益 7社に1社【11月25日(水)】

新型コロナウイルス感染拡大の中、最高益をあげる企業が、相次いでいます。


2020年4~9月期決算で上場企業の7社に1社が、純利益で最高益となりました。


食品スーパーや通販など、巣ごもり消費が追い風になった企業や、コロナを契機に会社がデジタル化を進めるための、設備投資関係の企業の好調さが目立ちます。


4~9月期決算を発表した1,326社の内、190社の純利益が過去最高になったようです。


190社のうち、サービス業が30%、小売業が10%、電気機器が7%です。


コロナ禍で、業務の非効率性が露になり、デジタル化を急ぐ企業が多く、企業向けシステムの構築などのサービスや通信を手がける企業での最高益が目立ちます。


【9719】SCSKの純利益は、3%増の148億円でしたが、システムの再構築や社員間のネットワーク網の需要を取り込みました。


【9613】NTTデータは、流通各社のインターネット通販のデジタル案件の拡大が伸びました。


計測機器の大手【6754】アンリツは、5G向けの通信機器や基地局などの保守工事会社への販売が拡大し、純利益が52%増えました。


【1973】NECネッツエスアイも基地局整備などが好調で、最高益を更新しました。


5Gの通信サービスを始めた【9433】KDDIの純利益は、7%増えました。


巣ごもり需要を取り込んだ、食品や通販も4~6月期に続いて好調でした。


自宅での食事用に、袋めんや生めんが伸びた【2897】日清食品ホールディングスの純利益は、63%増の219億円でした。


食品スーパーも好調で、【8279】ヤオコーは純利益が49%増、【9919】関西スーパーマーケットは74%増でした。


「ゾゾタウン」を運営する【3092】ZOZOや、郊外立型の家電量販店【8282】ケーズホールディングスなども、最高益を記録しました。


ゲーム関係でも【6758】ソニーの純利益は、2倍の6,928億円、【7974】任天堂は、3.4倍の2,131億円まで伸びました。

 


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