【公式】スナップアップ投資顧問ブログ

日本株式の専門家スナップアップ投資顧問の公式ブログ

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

近赤外線でがん治療・光免疫療法 【6月30日(水)】

光をあて、がん細胞を破壊する、光免疫療法が、注目を浴びています。 2020年9月に、頭頸部がんを対象に、世界に先駆けて、日本で承認されました。 開発者の米国立衛生研究所の小林久隆主任研究員によれば、将来的には、8~9割のがんに使えるようになるそうで…

東証プライム市場入りを目指し、企業が奔走【6月29日(火)】

東証プライム市場:2022年4月に新設される東京証券取引所の3つの市場区分のうち、最も上場基準が厳しい市場。中堅企業向けのスタンダード、成長企業向けのグロースと異なり、海外の機関投資家などが、投資対象とするようなグローバル企業向けの市場。 東京証…

木材の輸出が活況・中国や米国向け【6月28日(月)】

中国や、米国向けに、木材の輸出が増えています。 中国向けは、製品の梱包材や、フェンス材に加工する、丸太の需要が旺盛です。 住宅需要が堅調な、米国向けには、角材や、板材の輸出が増え、単価も上昇しています。 2020年の中国向けの、丸太の輸出量は、11…

トラック業界・運転手不足の懸念 【6月25日(金)】

コロナ感染拡大による緊急事態宣言が出る度に、トラック運賃が下落しています。 食料品などを運ぶ仕事が減り、収入が減った運転手の中には、料理の宅配など、ギグワーク(短時間だけ働き、継続した雇用関係のない働き方)に転じる人も出てきました。 ドライバ…

商船三井最高益・コンテナ船の荷動きが活発 【6月24日(木)】

【9104】商船三井は、2022年3月期の連結純利益が、前期比、2.2倍の2,100億円になる見通しを発表しました。 従来予想を1,200億円上回り、14年ぶりに最高益を更新します。 コンテナ船の荷動きと、運賃が想定を超えて推移し、コンテナ船事業運営会社の採算が大…

中国・グレーゾーン戦術 【6月23日(水)】

中国福建省に近い、台湾・馬祖列島に、多数の浚渫船が訪れ、海底の砂を浚っています。 中国の建設工事で使用する、コンクリートに、使用するためです。 中国の台湾統一への圧力であり、武力を使わずに脅威を高める、グレーゾーン戦術の一環です。 暗闇の中で…

アジアの新興国・資金流出懸念 【6月22日(火)】

アジアの新興国で、資金流出の懸念が、強まっています。 コロナウイルスの感染拡大で、景気回復のペースが遅れているほか、先進国の将来の利上げを、市場が織り込み始め、アジアの新興国との金利差が、意識され始めたためです。 海外投資家のよる、アジア新…

地熱発電・10年で4割増加  【6月21日(月)】

脱炭素の流れを受け、世界で、地熱発電が増えています。 再生可能エネルギーなかでも、太陽光発電や、風力発電のように、天候に左右されない、安定性が評価され、発電容量は、この10年で、4割増えました。 地熱発電用のタービンで【6502】東芝や、【7011】三…

景気回復、欧米に見劣り・ワクチン接種の遅れ 【6月18日(金)】

4~6月期の、実質国内総生産(GDP)の成長率の見通しは、前期比0.0%、年率換算で、0.2%と、ほぼ横ばいです。 マイナス成長になった、1~3月期からの回復力は弱く、米国が、10%近い成長が見込まれるのと対照的です。 6月8日内閣府発表の、1~3月のGDP改正…

中国の人口減少・インフレを警戒  【6月17日(木)】

中国発のインフレを、警戒する声が出てきました。 働き手の人口減で、中国の賃金が上がり、各国の物価を押しあげる可能性があります。 長く続いた低インフレ時代が、転換点を迎えるかも知れません。 5月に、中国共産党は、突如として、夫婦に3人目の出産を…

日本製紙・株価低迷一人負け【6月16日(水)】

【3863】日本製紙の株価が低迷しています。 国内大手4社のうち同社だけが、新型コロナ感染拡大前の2019年末を下回っています。 要因は、海外展開や、ティッシュなど成長分野での出遅れです。 2019年末から株価の騰落率は、最大手【3861】王子ホールディング…

スターバックスコーヒー・日本進出25年 【6月15日(火)】

スターバックスが1号店をオープンして50年、日本に進出してから25年がになります。 マクドナルドのように、手軽で、安いわけでもなく、当時バブルが崩壊して、価格破壊が進行していた、日本で成功するのは、難しいと思われていました。 しかし、今では約1,60…

米軍駐留経費(思いやり予算)・再び増加  【6月14日(月)】

日本は、在日米軍の駐留経費の一部を負担しています。 基地施設で働く従業員の人件費や、光熱費などに充てられていて、思いやり予算と呼ばれています。 1999年度の2,756億円をピークに減少していましたが、2014年度を底に増加に転じています。 2021年度の予…

#スナップアップ投資顧問

毎年6月中~下旬は、3月期決算の上場企業の定時株主総会が、一斉に開催されます。 株主になったものの、総会の招集通知を読んだり、株主総会に参加する人は、それ程、多くはありません。 総会に参加することで、企業や業界への理解は、一段と深まります。 株…

主要7ヶ国首脳会議・中国を課題に 【6月10日(木)】

6月11~13日に英国開催される、主要7ヶ国首脳会議(G7サミット)で、中国について、集中的に討議することがわかりました。 安全保障、人権や、経済など、中国に関わる課題を話し合います。 日欧米で結束して、中国に対処する狙いがあります。 コロナウイルス…

ゼネコン・採算性向上が急がれる 【6月9日(水)】

ゼネコン大手4社の収益性が低下します。ゼネコン大手4社の収益性が低下します。 採算性を示す、完成工事総利益率が、2022年3月期に、6年ぶりの低水準になる見通しです。 民間工事は、コロナ禍で、落ち込んだ受注が回復しますが、東京オリンピック関係や、東…

大卒新規採用・5月で内定率60%  【6月8日(火)】

来年春に卒業予定の大学生、大学院生の採用選考が、6月1日に解禁されました。 コロナ禍にあっても、企業の採用意欲は、航空、観光などの一部を除き、旺盛です。 6月に面接が解禁となる、採用ルールは、国が定めていますが、企業の人材獲得競争は激しく、内定…

日本大使館増加・背景に中国の外交攻勢 【6月7日(月)】

日本政府が承認する国は、現在195ヶ国あり、そのうち153ヶ国に大使館を置いています。 1990年と比べて、4割増えました。 相手国への外交上の働きかけや、情報収集を強化するためで、中国を意識した動きです。 30年間で、承認国は28増えました。 1991年には、…

想定以上に速い少子化・保育所過剰時代に   【6月4日(金)】

待機児童問題を受けて、開設が続いた保育所が、過剰時代に突入します。 想定以上に、少子化が進み、地方だけでなく、都市部でも定員割れが起きそうです。 厚労省は、女性就業率の上昇を上回る速度で、少子化が進むため、保育所の利用児童数は、2025年の約300…

デジタル課税・国際共通ルール  【6月3日(木)】

主要7ヶ国(G7)は、6月4、5日に英国で、財務相会合を開きます。 デジタル課税と、法人税の最低税率に関する、国際的な共通課税ルールづくりが、主要課題のひとつです。 共通のルールづくりは、経済協力開発機構(OECD)の主導で、約140ヶ国が参加して、進んでき…

政府開発援助(ODA)・約1兆5,000億円 【6月2日(水)】

2020年の日本のODA実績は、前年比17%増の、136億ドル(1兆4,900億円)でした。 経済協力開発機構(OECD)加盟国の総額に占める割合は、1990年の17%から、8%に半減しています。 ODAの支出額から貸付金の回収額を差し引いた、支出純額ベースで第5位です。…

コンビニ・事業モデルの再構築【6月1日(火)】

新型コロナウイルスの感染拡大から1年余りが過ぎました。 消費行動の変化は、想像以上で、業態別の勝ち負けもはっきりしてきました。 負け組の一つがコンビニエンスストアです。 最大手のセブンイレブンジャパンも、事業モデルの再構築を迫られています。 地…