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RIZAPグループ瀬戸健社長に期待【6月25日(木)】

1月に日本で最初の新型コロナウィルスの患者が報告されてから半年が過ぎようとしています。


6月24日現在で患者数が17,759人で内、死者数が968人となっています。


不思議なことはコロナウィルスの発生地とされる中国や日本、韓国などの東アジアや東南アジアの国々での患者や死者がアメリカやヨーロッパに比較して圧倒的に少ないことです。


日本はともかくも欧米に比べて医療環境が悪い地域での患者、死者が少ないことは不思議で仕方がありません。


人種の問題なのか、自然環境の問題なのか、その他の要因なのか分かりませんが、アジアでコロナウィルス感染による犠牲者が少ないことは事実です。


第2波への不安がささやかれる中で、何故、アジア地域での患者や死者が少ないのかを究明することがワクチンや治療薬の開発への近道のひとつなるような気がします。

 


本日の新聞に【2928】RIZAPグループの瀬戸健社長の取材記事が載っていました。


同社は、ボディメイクジムをはじめとしたRIZAP関連事業を中核に据え、美容や健康に根差した商品などのインターネット通信販売、生活雑貨、ゲームセンター、フィットネスクラブ、アパレル、サッカーチームなど様々な業態の企業を傘下に業容を拡大してきました。


同社の株価は2017年に1545円の高値を付け、昨日は152円まで下落し、3年でほぼ十分の一の株価になっています。


2020年3月期の連結最終損益は国際会計基準で60億円の赤字でしたが、2021年3月期には最終損益の黒字転換をを目指すとのことです。


足元の経営状況は「6月の売上高は前年比2~3割少なく、ジムやゴルフ事業は、特に高齢者や医療関係者の戻りが鈍く4~6月の黒字化は難しい。」とのことでした。


新型コロナウィルスの影響から主力のフィトネスジム事業での新規会員数が減少し、ジーンズカジュアル専門のジーンズメイト等の子会社の苦戦が目立つようです。


「今期はジム事業の非対面のサービスを積極展開し、在宅勤務の拡大などによるコスト削減に努め、4~6月の落ち込みを下期にかけて取り戻していく。従来事業の売り上げ減少が見込まれる中、そのためにも新たな収益源をつくらないといけない。」と強調されていました。


過去の会計処理の問題や今回の新型コロナ禍により、株価は大きく落ち込んでおり、3月末に比べても日経平均が19パーセント上昇しているのに比べて3月末の152円に対して6月24日現在も152円と横ばいにとどまっていて見劣りします。


ここは過去に様々な試練を乗り越えてRIZAPグループを短期間でここまで育てた瀬戸社長の経営手腕に期待したいものです。

 

 

 

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