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訪問介護と訪問看護【7/3(金)】

訪問介護サービスは、ヘルパーが自宅などを訪問して、排泄や食事などの手助けを行う身体介護と掃除洗濯料理などの生活援助があります。


在宅で介護サービスを受けている人は400万人弱で、特別養護老人ホームなどの施設入居者の4倍にのぼっています。


新型コロナウイルスの影響で、通所型の介護サービスが利用しにくくなり、訪問介護訪問看護が、在宅で介護の必要な高齢者の頼みの綱になりました。


訪問介護事業所のAさんはフェースシールドや雨がっぱを着けて感染の疑いのある、高齢者を訪問したところ「私を菌だと思っているのか?」と言われ今までの関係が崩れてしまうとショックを受けたそうです。


特別養護老人ホームなどの施設介護であれば、外部との面会制限などで、感染防止をはかれますが、訪問介護ではそうはいきません。


自分で体温を測れない人もいて、訪問して発熱に気づくこともあるそうです。


毎日が命がけの緊張感だったそうです。


訪問介護業界では食事の用意や掃除といった生活援助サービスの専門性が低く見られているという不満もあり、介護報酬の引き下げもあって人手不足が続いています。


週3回のデイサービスと毎日の訪問介護で食事などの生活支援を受けていた人が、発熱したことで、訪問サービスを受けられなくなりました。


週1回の看護師に服薬してもらう訪問看護だけが残りました。


訪問看護事業所の管理者のBさんは、このままでは在宅介護の必要な人の命が守れないと訪問の回数を増やしました。


マスクやガウンなどの感染症対策をし、本来業務の点滴などの医療処置以外に介護サービスがうけられなくなった高齢者のために、食事を作る時間まではないので、時間に合わせてレトルト食品や缶詰などの食料品の宅配などを手配したそうです。


訪問看護訪問介護もいつまでも、使命感と正義感だけで出来る仕事ではありません。せめて待遇の改善は早急に必要だと思います。

 


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