読書回帰【7/13(月)】
出版取次大手の日本出版販売によれば、全国の書店1,750店舗を対象にした、店頭売上前年比調査で
5月の出版物の売り上げが、前年比111.2%となり、調査開始以来の最高を記録したとのことでした。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休業した店も多くあり、それを除いて、営業を継続した店舗1,500店舗に限れば、134.2%だったそうです。
小中学校の一斉の長期休校で児童書が129.8%と大幅な伸びを見せ、コミックも鬼滅の刃などが好調で、5月は157.6%と大幅に伸びました。
コミックは営業を継続した店舗のみでは、177,1%と驚異的に伸びました。
学習参考書の伸びも目立ったようです。
東京では都心部の大型店の休業が続き、住宅地の書店の売り上げの伸びが大きかったようです。
住宅地にある店舗の店主によれば、4月、5月は通常の1.7倍の売り上げがあり、小説や文庫本もよく売れたそうです。
長期間の在宅勤務や休業でじっくりと読書をする時間ができたのではと思われます。
紙媒体の出版物の販売金額は1996年をピークに減少を続けてきましたが、今回コロナ感染防止のため外出できなくなり、いわゆる巣ごもり需要の高さがうかがえる結果となりました。
多くの日本人は、子供の頃から紙の本に親しんできました。
本離れが言われて久しいですが、今回のコロナ禍で在宅時間が長くなり、多くの人が、読書に使える時間が増えたのだと思われます。
これを機に紙の本の良さを再確認してはいかがでしょうか。
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