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『グローバルニッチトップ』 経産省お墨付き優良企業【7月20日(月)】

気迷い相場が続くなかニッチ分野での強みを持つ企業が注目されています。相場の方向感はつかみにくい状況が続き、牽引役となる物色対象も見いだしにくくなっています。足元では半導体関連株に活路を求める動きもみられますが、気迷い相場ではニッチ分野で強みを持つ企業に注目したいと思います。


経済産業省は6月30日、2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」を発表し113社が選定されました。新型コロナの感染拡大の影響が依然として続いており、こうしたなか世界で勝負するためには他社にはない何らかの強みを持つことが重要になります。


機械加工

【6145】NITTOKは精密FAライン設備が評価され連続受賞しました。【6268】ナブテスコ は主に産業用ロボットの関節用途として事業展開している「精密減速機RV」が対象となりました。

このほか企業では、【5185】フコクの新車装着用ワイパーブレードラバー、【5984】兼房 のFerro Maxコールドソー、【6136】オーエスジー のねじ切り工具、【6143】ソディックのNC放電加工機、【6157】日進工具の小径エンドミル、【6159】ミクロン精密の心なし研削盤、【6278】ユニオンツールのプリント配線板用超硬ドリル、【6284】日精エー・エス・ビー機械のプラスチックボトル生産機、【6289】技研製作所のサイレントパイラー、【6363】酉島製作所の海水淡水化プラント向け大型ポンプ、【6373】大同工業二輪車用ドライブチェーン、【6376】日機装の航空機逆噴射装置向けカスケード、【6384】昭和真空の水晶振動子製造工程用の周波数調整装置、【6481】THKの直線運動部の転がり化を実現したLMガイド、【7250】太平洋工業の自動車用タイヤバルブ、【7408】ジャムコの大型航空機・旅客機用厨房設備及び化粧室などの内装品も選ばれています。


素材化学

【4970】東洋合成工業は、世界で約50%のマーケットシェアを持つ感光性材料(半導体フラットパネルディスプレーの製造に使用されるフォトレジストの主要原料)が認定されました。5GやAI、自動運転といった先端技術に必要な半導体に使用されることから、今後も世界規模で需要が拡大する見通しです。


【7826】フルヤ金属は、イリジウム化合物(有機EL燐光材向け一次材料)が対象。前回認定を受けたイリジウムの加工技術を応用し新たな分野で高いシェアを持つ部材を開発・提供したことや、原料のリサイクル精製・供給体制の整備を含めた活動が評価されました。

【3446】ジェイテックコーポレーションの放射光用X線ミラー、【3891】ニッポン高度紙工業アルミ電解コンデンサ用セパレータ、【4082】第一稀元素化学工業の自動車排ガス浄化触媒用材料、【4216】旭有機材のプラスチック製バルブ、【5482】愛知製鋼のNd系異方性ボンド磁石、【5695】パウダーテックの電子写真用キャリア、【5726】大阪チタニウムテクノロジーのスポンジチタン、【7747】朝日インテックのPTCAガイドワイヤーも認定されています。


電気電子

【6920】レーザーテックは、マスク欠陥検査装置(マスク欠陥検査装置MATRICSシリーズ、アクティニックEUVパターンマスク欠陥検査装置 ACTIS A150)の優れた技術が半導体産業に大きく貢献し、世界で高い市場占有率を持つことが評価されました。


【4027】テイカの医療用超音波画像診断機用セラミックス振動子、【4062】イビデンの最先端ICパッケージ基板、【4186】東京応化工業の半導体製造用フォトレジストや高純度化学薬品、【6814】古野電気の商船向けレーダー、【6841】横河電機の安全計装システム「ProSafe-RS」、【6849】エスペックの環境試験器、【6914】オプテックスグループの自動ドアセンサーも選ばれています。


消費財その他

【7730】マニーの眼科ナイフ、【7856】萩原工業のバルチップ(コンクリートモルタル補強用オレフィン樹脂短繊維)、【7963】興研のマイティミクロンフィルターなどが対象となっています。

 


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