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コロナ禍でも連続最高益【9月11日(金)】

コロナウイルスの感染拡大の影響が、上場企業の収益に影を落としていますが、コロナ禍の中でも連続最高益を更新し続ける企業も多くあります。


1位は、埼玉県が基盤の食品スーパーの【8279】ヤオコーで、上位には「健康」や「非接触」などコロナに左右されない企業が目立ちます。


2021年3月期で、27年連続で最高益を更新のヤオコーは、総菜やPB商品を充実させ個食対応を進めてきましたが、巣ごもり需要が広がる中、総菜が伸び、2月から7月までの既存店売り上げは、前年比で毎月10%以上伸びました。


100円ショップの【2782】セリアは、マスクやアルコール製品の他にも清掃や収納製品が売れていて、12期連続で最高益を見込みます。


【2175】エス・エム・エスは、看護師人材紹介のトップ企業ですが、4~6月は人材紹介の売り上げが介護で2割、医療関係で1割伸び、サブスクリプション型の経営支援プラットホーム「カイポケ」も利用会員数を伸ばしていて、11年連続で最高益になります。


企業の福祉代行サービスの【2412】ベネフィット・ワンは9年連続で最高益の更新を見込んでいます。


在宅勤務の拡大で、オンラインで完結する学習や健康支援サービスの利用者が増えているそうです。


【4516】日本新薬は、肺動脈性肺高血圧症治療薬「ウプトラビ」について、米国ジョンソン&ジョンソンとライセンス供与の契約を締結するなどロイヤリティー収入の増加で8期連続の最高益を見込んでいます。


一方で、前期まで、14期連続最高益を更新した【2371】カカクコムは、今期は予想を開示していませんが、2020年4~6月は最終利益が、前年同期比で67%の減益となり、記録更新が危ぶまれます。


連続最高益を更新中の【8801】三井不動産【8830】住友不動産は商業施設の賃料減免などがひびき、それぞれ6期連続、7期連続で終わりそうです。

 


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