代替肉・ビーガン食が注目!【9月23日(水)】
ビーガン(VEGAN)という言葉をご存じでしょうか?
ビーガンとは、20世紀に英国で生まれた言葉で、ベジタリアン(VEGETARIAN)の最初の3文字と最後の3文字をつなげた新語です。
ベジタリアンには、魚、卵、牛乳、はちみつなどを口にする人もいますが、ビーガンは、肉を食べないのはもちろんのこと魚、牛乳、はちみつなど動物由来のものは、一切口にしない人のことを言います。
ビーガン料理は、魚の出汁も鶏がらも使いません。
米国では、ビーガン向けに新しい食材や調味料を開発する、ベンチャー企業が多く誕生しています。
ビル ゲイツ氏やレオナルド ディカプリオ氏らが出資する、ビヨンドミート社は、えんどう豆から代替肉を作る企業で、2019年にナスダックに上場し、公開初日に公開価格の3倍の株価がつきました。
投資家は、ビーガンベンチャーをニッチではなく、世界市場も狙えるメジャーなビジネスとみているようです。
若い世代を中心に、ビーガン・ベジタリアンの人口は、増加しています。
以前は、宗教的理由や動物愛護が、動機の人が多かったのですが、最近は、健康や美容、畜産業がもたらす、地球温暖化の防止のために、ビーガン・ベジタリアンになる人が、多いようです。
週に1日は、肉を食べないようにする、ミートフリーマンデイ運動(Meat Free Monday)も広がっています。
ビーガン・ベジタリアン人口は、総人口に対して、インド29%、台湾13%、英国や米国で8%なのに対して、日本は5%でビーガンに限ると2%と極めて少数派です。
日本では、もともと魚食が中心なので、肉の食べ過ぎに対する警戒感が乏しく、肥満や糖尿病、地球温暖化に対する危機感が、少ないようです。
新型コロナ以前、インド、台湾、欧米から訪れた観光客に対して、ビーガン対応ができていなくて、観光客が食事で困ることも多かったようです。
世界に広がる成長市場を、取りこぼさないためには、コロナ後の世界では、来日客に対しての細かなビーガン対応が求められます。
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