「Go To トラベル」東京追加【9月30日(水)】

「Go To トラベル」の東京発着の予約販売が、9月18日から始まりました。

旅行会社や宿泊施設は、7,700億円とも言われる、東京の追加消費の獲得に動き出しました。

ＪＴＢは、新たに10月1日から東京の加わる「Go To トラベル」の案内を始めました。

これまでは、東京から近場の問い合わせが多かったようですが、飛行機や新幹線と組み合わせたプランの問い合わせが増え、北海道や沖縄など遠方への関心が、高まっているそうです。

「Go To トラベル」は国内旅行代金の半分を補助します。

一人 2万円を上限に、旅行代金の7割を補助、3割をクーポン券の配布にあてますが、コロナウイルスの感染拡大で、東京都民は除外されていました。

東京追加の効果は大きく、今年、プリンスホテルでは、昨年秋の連休前の金曜の5倍の予約があったそうです。

特に、軽井沢プリンスホテルとザ・プリンスパークタワー東京(東京都港区)では、それぞれ、20倍と50倍の予約が入ったそうです。

那覇のホテルでは、東京の追加が報じられて以降、予約が増え始めましたが、予約の半数が、東京発だそうです。

沖縄では、旅客需要の回復のためには、東京からの観光客の増加が欠かせません。

全日本空輸(ANA)では、東京追加が報じられてから、新規予約が増えているようで、9月11日の前後1週間の予約数を比較すると、10月搭乗分で1.8倍、11月搭乗分では3,5倍になったそうです。

東京発だけでなく、東京での消費も経済にプラスになりますが、プリンスホテルでは、チェックアウトの時間を遅くしたり、駐車場を無料にするなどして、顧客の需要を取り込む動きを始めています。

政府は、コロナ感染が再拡大すれば、東京の追加を延期する可能性があるとしていますが、いづれにしても、事業者と旅行者が、コロナ感染対策を徹底することが、重要だと思われます。

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