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ESG投資 個人投資家に浸透【10月16日(金)】

ESG投資とは、環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)に配慮している企業を重視、選別して行う投資のことを言います。


ESG評価の高い企業は、社会的意義や成長の持続性などに、優れた特性を持つ企業と言えると思います。


コロナ禍で、個人投資家の意識が、変わりつつあり、ESG投資が、個人投資家にも浸透し始めています。


Aさんは、今までESGは、どこか綺麗ごとのように感じていましたが、今後は、ESGを意識して経営に取り組まなければ、会社は儲からないと思い、燃料電池メーカーの「プラグ・パワー」株を買いました。


「プラグ・パワー」は、水素燃料電池システムの設計と製造を手がけている、ナスダック上場の米国の企業です。


Aさんは、10年前に投資を始め、当初は収益との関係性が不明として、ESG投資には懐疑的でしたが、今や数銘柄のESG関連株を持っています。


Bさんは、最近勤務先の社長や上司から、しばしばESG経営の話を耳にするようになり、現場でも変化が感じられ、さっそくESG投資信託を購入しました。


Cさんは、ホテルなどに投資する、「インヴィンシブル投資法人の投資証券」を購入しました。


投資法人は、保有するホテルなどで、プールの排水などの再利用や省エネルギー設備の導入を進めています。


Dさんは、「タカラレーベン不動産投資法人」に投資しています。


今は、多少値下がりしていますが、極端な利回りの低下がない限り、持ち続けるつもりだそうです。


投資法人は、投資先のエネルギー消費を、中長期的に、年平均、1%削減する目標を掲げて、発光ダイオード照明の拡充など実施しています。


Dさんはこの点も気に入って投資しました。


ESG関連ファンドの純資産は、2019年末に比べて、2020年8月末では、2倍の水準になっています。


7月に設定された「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド」は、当初、3,830億円で運用がスタートし、2020年10月現在の純資産は、6,500億円を超えています。


投資である以上は、収益性を確保したいのは当然ですが、コロナ禍で、社会の成長には、ESGの視点が欠かせないとの認識は、機関投資家だけではなく、個人投資家にも根付きつつあります。

 


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