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高速バス 見えない先行き 運休・減便続く【11月13日(金)】

首都圏発着の高速バスの利用が、低迷しています。


新型コロナ感染拡大の影響で、運休・減便が続き、便数、利用客数ともに、大幅な減少が、続いています。

政府の観光支援事業の「Go To トラベル」効果も出ていなく、先行きの見通しが、立ちません。


国内最大級のバスターミナル「バスタ新宿」の10月25日~31日の発着便数は、1日平均、795便で、前年同期比で、47%減少と、厳しい状況が続いています。


1日の平均利用者数は、前年比、68%減の9,714人で、4月、5月に比べ、回復はしてきましたが、コロナ以前の2月初旬の、3万人に戻る日は遠そうです。


5月に緊急事態宣言が解除され、6月~7月は、高速バスの再開が、相次ぎましたが、8月以降の、コロナ感染の再拡大以降は、再び運休、減便が相次いでいます。


東京駅のJR高速バスターミナルでも、乗客の姿は少ないそうです。


2019年10月の平均出発便数は、1日620便でしたが、今年は、250便にとどまっていて、特に、京阪神などビジネス客の多い路線が苦戦しているそうです。


西武バスの高速バスの運行本数は、コロナ以前の、3分の1以下で、新潟の上越や三重の鳥羽、和歌山の南紀勝浦などの路線は、全便運休しています。


西武バスでは、「Go To トラベル」の効果は、ほとんど見られないとのことで、9月の高速バスの乗客数は、前年比、8割減と大きく落ち込みました。


山梨交通は、9月に、高速バスを減便し、24往復していた、新宿-甲府便を15往復に減らしました。


乗客数は、例年の4割ほどだそうです。


成田空港と羽田空港と首都圏各都市を結ぶ高速バスも厳しい。


成田空港では、海外渡航制限の影響で、50路線のうち、40路線が運休していて、便数は、平常時の2割にとどまっています。


横浜駅の横浜シティエアターミナルでは、4月~8月は、成田空港と結ぶ路線は便数で、7割、乗客数で、9割以上減少しました。


京急グループのバス事業では、羽田空港を結ぶ便が、特に厳しく、同事業の9月の売上高は、前年比で3割減少しました。


それでも国内線が復調しているので、最も減少率が大きかった、5月の6割減からは、多少回復したそうです。

 


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