暗号資産(仮想通貨)とは、インターネット上で取引される、通貨としての機能を持つものです。
国や中央銀行などの、公的な発行主体や管理者は、存在せず、取引所を通して、ドルや円などの通貨と交換でき、物の購入やサービスを、受けたりすることが出来ます。
代表的な暗号資産の、ビットコインの価格が、12月1日に、1万9,800ドルにのせ3年ぶりに、過去最高値を更新し、その後も高値で取引されています。
他の主要な暗号資産である、イーサリアムやリップルも、同様の動きをしています。
米国の機関投資家が、株式や債券の代替資産として、保有する動きが、加速しているうえに、個人投資家のマネーも流入しています。
相場をけん引しているのは、代替資産として、資産構成に組み入れている、機関投資家の動きです。
米国JPモルガン・チェースは、ビットコインに、長期資金を振り向ける投資家が、増えてきたと分析しています。
ビットコインが買われる要因の一つは、政府の信用が裏付けにある、ドルなどの法定通貨への不信感があります。
米国の財政悪化の懸念で、米ドルの総合力指数は、3月から、1割も下がりました。
ドルの不信感で、ビットコインへの注目が、大きくなりました。
個人マネーも、流入しています。
米国電子決済大手の、ペイパルとスクエアの購入が目立つそうです。
両社とも、アプリ経由でビットコインを購入できる、サービスを提供しています。
来年からは、ペイパルで、暗号資産決済が、出来るようになるので、若年層の関心が、高まったと見られています。
ビットコインは、1日で価格が、1割動くなどして、変動が激しく、2017年には、少ない元手で、何十倍ものリバレッジをきかした取引が、目立ちましたが、今回は、現物買いが、目立つそうです。
物品購入やサービスの決済という、実需に使える機能が、2021年以降、広がるとすれば、今回の高値は、通過点に過ぎないと思われます。
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