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次世代通信「量子テレポーテーション」【1月25日(月)】

盗聴の恐れのない、安全なインターネットの実用化が、近づいています。


米国の研究チームが、「量子テレポーテーション」と呼ばれる、次世代通信技術で、長距離の情報の転送実験に成功しました。


高速で安全な通信網は、国家の安全保障や、産業育成の基盤となり、各国で開発が、進められています。


江戸時代には、飛脚が手紙を運び、現在は、メールや、SNSを使い、音声や動画などの、送受信をしています。


しかし、情報のやり取りには、流出や、改ざんなどの、リスクが伴い、サイバー攻撃に合う危険があります。


解決する手段として、期待されているのが「量子テレポーテーション」です。


1998年に「量子テレポーテーション」の実験に世界で初めて成功したのは、カリフォルニア工科大学に留学していた、古澤明東京大学教授です。


量子の一種で、光の粒である「光子」を使って情報をやり取りする、技術で、遠く離れた2つの「光子」のうち一つに情報を与えると、光ファイバーでつないだ別の「光子」に、情報が転送されます。


情報を送った後は、送り手からは、情報が消え、受け手にその情報が、伝わります。


SF映画のように、物質が瞬間移動するのではなく、情報だけが、移動します。


ファックスや、インターネットように電話回線や、通信ネットワーク上で、運ぶわけではないので、情報が、盗まれたり、改ざんされたりする、心配がありません。

実現には、ふたつの「光子」を互いに影響を及ぼしあう「量子もつれ」という状態にする、必要があります。


今回の米国の実験は、「量子もつれ」を実現し、44㎞も離れた場所に、情報の伝達をしたことが、注目されます。


量子もつれ」を利用すれば、情報を送れる距離が、飛躍的に伸び、1,000キロ以上に伸ばせる可能性があります。


「光子」の量子状態を保つ、中継器を張り巡らすことが出来れば、情報の安全が守れる、量子インターネットの実現が、現実味を帯びてきます。

 

  
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