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日経平均株価・3万円も驚きなし 【2月25日(木)】

日経平均株価が30年半ぶりに3万円を超えました。


ここ1ヶ月は、上昇の速度は、速かったが、3万円に達したことは、驚くことではないと思います。


時価総額は、すでに、バブル時代を超え、産業構造も大きく変わっています。


バブル期には、時価総額の上位は、銀行を始めとする内需型企業でしたが、今回は、アジアや、世界の成長を取り込んだ企業が、上位に来ています。


指標面からも、バブルといえる状況にはではないと思います。


株高は、足元では、海外投資家の存在が、大きなウエイトを占めます。


コロナ感染拡大で、世界中の政府、中央銀行が、経済対策として、資金を潤沢に供給しています。


資金の行き場の一つとして、株式が選ばれています。


足元の経済状況は悪いのに、株価が上昇するのには、違和感があると、思いますが、悪いから政策的なサポートが、続いています。


株価は、半年先を見通すと言われていますが、今年の秋から冬にかけて、経済が立ち直り、財政、金融面でも、即座に政策を元には戻さないことを読み込んでいると思われます。


こうした中で、米国株などに比べて、出遅れていた日本株が、選ばれていると思います。


しかし、世界経済が正常化に向かう過程では、市場に大きな刺激を与えずに、コントロールするのは難しいものがあります。


いたずらに、財政拡大や、金融緩和を続けると、資産バブルを生み、インフレ懸念も出てきます。


米国市場では、個人投資家がゲーム感覚で、株式投資を行う、バブルのような感覚が、少し、見受けられます。


イエレン米財務長官の手腕を期待しますが、対応を間違えれば、世界経済の混乱を招きます。

 

   
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