11年ぶりに死亡者数が減少【3月1日(月)】
2020年の国内の死亡者数は、前年より約9,000人減少しました。
死亡者数は、高齢化により、ここのところ、年平均で、2万人増えていて、減少するのは、11年ぶりです。
新型コロナウイルス対策で、他の感染症が、流行せず、肺炎や、インフルエンザの死亡者が、大きく減少しました。
2020年の死亡者数は、138万4,544人と、前年より、9,373人、0.7%減少しました。
厚生労働省が発表している、2020年9月までの、死因別死亡者数によると、前年同期比で、最も減ったのは、呼吸器系疾患で、約1万6,000人も減少しました。
新型コロナなどを除く、肺炎が、1万2,000人、インフルエンザも、2,000人減少していました。
新型コロナ対策で、マスクの着用、手洗いや、消毒などが、習慣化し、他の感染症の流行が、抑えられたと考えられます。
一方で、自治体に報告された、新型コロナ感染者の死亡数は、昨年1年間で、約3,500人です。
直近の集計でも、コロナによる死亡者は、累計約7,900人です。
コロナ感染防止策による、死亡者数の減少幅の方が、大きかったことになります。
心筋梗塞や、脳梗塞などの、循環器系疾患の死亡者も、約8,000人減少しました。
コロナ患者優先による、救急患者のたらい回しで、救命できずに、死亡者が増える事態には、至らなかったようです。
新型コロナで、多くの人が亡くなりましたが、感染防止対策が、日常化したことにより、コロナで亡くなった人より、他の感染症が原因で、亡くなった人の数が、減ったのは、何たる皮肉なのでしょうか。
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