【公式】スナップアップ投資顧問ブログ

日本株式の専門家スナップアップ投資顧問の公式ブログ

マスク・日本産業規格(JIS)の導入【3月22日(月)】

日本衛生材料工業連合会(日衛連)は、マスクの品質管理に日本産業規格(JIS)を導入します。


日本のマスクは、産業用の一部を除き、性能などを定めた、国の規格がありません。


新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクの利用が広がる中、品質確保を求める、消費者の要望に、対応します。


日衛連は、厚生労働省経済産業省や、マスクメーカーなどと共同で、JIS規格の調整を進めています。


輸入品も含めた、国内で流通する、マスクを対象とする予定です。


現在、医療用や、家庭用マスクは、日衛連の自主規格などに沿って、製造されています。


日衛連の自主規格は、通気性、生産工程、細菌や、ウイルスのろ過の度合いなどを定めています。


日衛連が、JIS規格の導入に乗りだすのには、昨年のマスク不足で、国内外から、新規参入者が、増加したことが、背景にあります。


コロナ禍で、供給は増えましたが、飛沫をとらえる、フィルターの効果が、不十分な、粗悪品の流通が、増えました。


JISは、法令に盛り込まれない限り、取得の強制力は、ありませんが、従来の自主規格に比べ、高い知名度があります。


消費者に品質を訴求し、粗悪品の流通を防ぐ目的があります。


マスクの公的な規格は、欧米が先行しています。


米国では、米食品医薬品局(FDA)の認証がなければ、病院では、使用できません。


欧州でも、日本のJISに相当する、EN規格で、マスクの基準を定めています。

 

  
※無料で銘柄相談も承っております。
※有力な情報配信も行っておりますので下記URLよりご確認ください。

https://snap-up.jp/