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1月の出生数・前年比14%減少の6万3,742人 【4月14日(水)】

出生数が、世界中で急減しています。


新型コロナウイルスで、経済状況の悪化や、将来への不安が広がり、出生数が世界中で落ち込んでいます。


欧州で、最初にコロナ感染が拡大した、イタリアでは、2020年12月の出生数が、前年比、22%減少しました。


スペインやフランス、ポーランドでも、2021年1月にそれぞれ、20%減、13%減、25%減となりました。


世界中で、子供をもうけることが、ためらわれていますが、背景にあるのは、コロナ感染の拡大です。


コロナウイルスによる、入院者の多い病院に通院し、出産することに、不安を感じる人も、多かったようです。


米国全体のデータは、まだありませんが、北東部のコネチカット州では、2021年1月の出生数が、前年同月比、14%減少しました。


米国の人口増加は、2021年には、前年比、0.2%増まで、落ち込む見通しで、スペイン風邪の流行で、人口が0.1%減った、1918年以来の低い水準となります。


中国の最新のデータは、ありませんが、2021年1月の香港の出生数は、前年比で、56%も減少しました。


比較的コロナ感染拡大が抑えられた、アジアでも、台湾が、23%減、韓国が、6,3%減少しています。


女性の社会進出などで、先進国を中心に、出生率の低下が続いていますが、世界で働く、18~29歳の、17,4%が、コロナ禍で、失業、休業しました。


雇用への打撃は、若者ほど大きく、変異ウイルスの感染も、拡大していて、将来への不安につながっています。


日本の1月の出生数は、前年同月比、14%減の、6万3,742人でした。


日本の妊婦の、9割以上が届け出る、妊娠届けの件数が、2020年1~10月は、前年同期比で5.1%減少しました。


4月の緊急事態宣言発令後の落ち込みが大きく、コロナ禍で、婚姻数も大きく減少しました。


2021年の、日本の年間出生数(2019年86万人、2020年87万人)は、80万人を割れ込むとの試算もあります。

 


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