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4月25日投開票・総選挙を占う補欠選挙、再選挙 【4月19日(月)】

3つの補欠選挙、再選挙が、1週間後に迫りました。


衆院北海道2区と参院長野選挙区の補欠選挙参院広島選挙区の再選挙が、4月25日に投開票されます。


北海道は、吉川貴盛元農水大臣の議員辞職によるもので、長野は、立憲民主党の羽田元国土交通大臣の死去による補欠選挙です。


広島は、自民党の、河井案里参院議員の当選無効に伴う、再選挙です。


補欠選挙、再選挙が、春と秋の年2回になった、2000年10月以降、47回の補欠選挙が、行われました。


再選挙は、今回が初めてです。


欠員が生じる要因は、1、死去、2、不祥事に絡む辞職、失職、3、首長選出馬、4、参院から衆院への鞍替えの、大きく4つに分けられます。


それぞれ、1、18回、2、13回、3、12回、4、4回で、死去と不祥事が、原因となるケースが、多くなっています。


不祥事が原因で、辞職、失職した場合は、議員が所属していた政党等は、苦戦を強いられていて、不戦敗も含めると、5勝8敗と、勝率が、4割を切ります。


今回の選挙では、北海道2区と広島選挙区が、該当します。


死去に伴う補選では、対照的な傾向が見られ、亡くなった議員側が、15勝3敗で、勝率が8割を超えています。


弔い選挙は、後継候補が圧倒的に有利となっています。


今回の選挙では、長野選挙区が、これに当たります。


首長選の出馬は、5勝5敗、参院から衆院への鞍替えは、2勝2敗と、顕著な傾向は、ありません。


今回の補欠選挙、再選挙は、2020年9月に菅義偉内閣が発足して、初の、国政選挙ですが、10月までに行われる、衆議院選挙の前哨戦の意味合いを帯びます。


補欠選挙は、直後の総選挙の行方を占います。


2012年10月の衆院鹿児島3区の補欠選挙は、野党だった自民党が、与党の国民新党から議席を奪い、12月の政権交代につながりました。


2014年4月の衆院鹿児島2区補欠選挙は、不祥事に伴う、自民党系議員の辞職によるものでしたが、自民党の候補が、議席を守りました。


8か月後の総選挙では、自民党が大勝し、安定した政権基盤を維持しました。

 

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