ダイソーを店内出店・セブンイレブン【8月17日(火)】
セブンイレブン・ジャパンがコンビニ内で、100円ショップのダイソーを本格展開します。
通常は取り扱っていない、キッチン用品や清掃用品などを取り揃えます。
新型コロナウイルス禍で高まった、1店舗で買い物を済ませるニーズを取り込みます。
実験店では、雑貨の売り上げが、1割弱増加しました。
年内にも、首都圏を中心に、200店舗まで拡大する予定です。
ダイソー専用の売り場を設置した店舗が、神奈川県内に約80店舗あり、キッチン用品、清掃用品、文房具のほか、自転車のカギや自動車のシートフックなど、通常はコンビニには置いていない、100円の商品が並びます。
年内に、同県を中心に、2倍に増やす計画です。
ダイソーにわざわざ行かなくても、コンビニで、掃除器具や調理器具が買えて、便利になります。
セブンイレブンは、6月から、グループのロフトの商品を、東京都内の10店舗で、販売しています。
ワンランク上の雑貨をそろえた結果、女性の顧客単価が、数パーセント高まりました。
追加で、10店舗の取り扱いも決めました。
セブンイレブンは、今後は、ダイソーとロフトの両方を備えた店舗の展開も検討します。
効果が確認できれば、国内約2万1,000店舗への展開を見据えています。
コンビニ大手7社の2021年6月の既存店の売上高は、前年同月比、0.8%増の8,565億円で、来店客も微増しましたが、コロナ以前の水準には戻っていません。
広域から集客する事業モデルは、難しくなり、各社とも小商圏でのニーズの掘り起こしに動いています。
昨年から、ローソンは、一部店舗で無印良品の売り場を設置し、ファミリーマートは、衣料ブランドを立ち上げました。
セブンイレブンは、プライベートブランドの拡充など、自前での展開で対処してきましたが、コロナ禍で消費行動が変化するスピードが速く限界がありました。
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