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70代リタイア時代の健康術!【10月5日(火)】

食生活の乱れに伴う2型糖尿病は、65歳以上の高齢になると認知機能の低下や日常生活動作(ADL)の低下に伴い、死亡リスクが上がります。


早期段階で予防するには、中年期から血糖コントロールのための食生活の見直しが欠かせません。


糖尿病と認知症には深い関係があり、それを後押しするのが中年期の肥満です。ぜひとも今のうちに改善して下さい。


高血糖を放置せず、きちんと医療機関を受診することも重要です。肥満による内臓脂肪は、血糖値を下げるホルモンのインスリンの効き(インスリン抵抗性)を悪くします。インスリンを出す膵臓のβ細胞も疲弊させるために、2型糖尿病を引き起こし、さらに将来の認知症にもつながっていくのです。


BMI(体格指数=体重kg÷身長m2乗)で「25」以上は肥満とされます。「24.5」でも、高血糖状態が続いているならば体重をもっと落とした方が良いとのことです。しかし、容易なことではありません。


厚労省の2020年「国民健康・栄養調査」によれば、食生活改善の意思について、BMI25以上の男性の約14%は「改善することに関心がない」、25%が「関心はあるが改善するつもりはない」と回答していました。「仕事が忙しい」など理由は人それぞれです。


海外では肥満症の治療薬として、GLP-1受容体作動薬の基礎研究や臨床研究が進んでいます。国内でも、近い将来、肥満症の治療と2型糖尿病の治療が、一石二鳥で推奨される可能性があるのです。


いまコロナ禍での感染予防から医療機関への受診を控え、そのまま中断した人が問題になっています。


運動不足や食事の偏りに拍車がかかり、薬の服用もないので、肥満や高血糖が悪化しやすいのです。その状態を続けていると、65歳を過ぎてから認知機能の低下やADLの低下、さらには、2型糖尿病の合併症(心筋梗塞脳梗塞など)のリスクも高くなります。


お勧めの肥満解消法としては、①食後に30分、1日1~2回、歩行などの有酸素運動を週5回以上②運動不足で足腰が痛い場合は、運動指導者のもとで筋力トレーニング(レジスタンストレーニング)からスタート③バランスのとれた食事を1日3回。食物繊維の多い野菜、キノコ、海藻がお勧め④間食や甘い清涼飲料水は控える⑤健康診断で高血糖の結果が出たら医療機関を受診する⑥薬を適正に服用しながら減量し、「もっとやせよう!」というポジティブな気持ちを育むこと。

 


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