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ゴールデンウイーク・初日の人出大幅増加 【5月6日(金)】

2022年のゴールデンウイークが、4月29日から始まりました。


緊急事態宣言などの行動制限が、全国的にかからないのは、3年ぶりです。


街中の人出や旅行の予約状況は、昨年を上回っています。


コロナウイルスの新規感染者数は、高止まりしていて、事業者も感染対策に神経をとがらせています。


4月29日午前、東京駅のはとバス乗り場では、利用者の行列ができました。


緊急事態宣言などを受け、過去2年のゴールデンウイーク期間中のツアーは、全て運休になりました。


ドコモ・インサイトマーケティングの位置情報によると、東京・銀座周辺の4月29日正午の人出は、前年同日に比べ、7割増えました。


大阪・難波の人出は、前年の2.5倍と大幅に増えました。


名古屋や札幌、福岡の繁華街も、軒並み昨年を上回りました。


2021年は、ゴールデンウイーク前に東京、大阪など、4都府県に緊急事態宣言が出され、酒類を提供する飲食店などが、休業要請の対象となりました。


今年は、行動制限がなく、観光や買い物客の客足が戻ってきました。


ホテルの利用状況も好調です。


パレスホテル東京(東京都千代田区)は、昨年のゴールデンウイークと比べ、35%増を見込んでいます。


コロナ前の2019年と比べても、7割程度まで、稼働率が回復しているそうです。


JR東海では、ゴールデンウイークを含む、4月28~5月8日の11日間の東海道新幹線の指定席予約状況が、2021年の3倍を超えています。


それでもコロナ前に比べれば、8割程度の水準で、本格的な回復には至っていません。


コロナ新規感染者数の高止まりが、不安材料です。


厚生労働省のデータによれば、4月28日までの7日間の新規感染者数の平均は、3万9,700人と、前年同期の8倍です。


4月29日も、東京都では、前年同日の4倍近い、3,893人の感染が、確認されました。


感染状況は、客足の回復ぶりにも、影響を及ぼします。


温泉旅館や、リゾートホテルなどでは、コロナ前の2019年を上回るところも、多くありますが、都市部や沖縄など遠方は、まだ戻りが鈍いようです。


観光客を受け入れる側も、座席数を減らしたり、検温や消毒などの対策を徹底するなどして、対応しています。


行動制限はないものの、まだ、ゴールデンウイーク本来の姿には、程遠いものがあります。

 

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