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未婚率が上昇・関東各県が婚活支援 【5月9日(月)】

関東・山梨8都県の30歳時点での未婚率は、いずれも全国平均を上回ります。


栃木県が、54.9%、群馬県54.9%、山梨県55.2%、千葉県55.2%、茨城県55.4%、埼玉県55.7%、神奈川県56.4%、東京58.8%と、全国平均の54.5%を上回っています。


首都圏では、地方から上京して独身のまま過ごす若年層が多く、総じて、未婚率が高くなっています。


コロナ禍で、対面の婚活イベントが難しくなる中、自治体は、オンラインによるマッチングなど、婚活支援に知恵を絞っています。


茨城県では、運営する「いばらき出会いサポートセンター」で、昨春、AIマッチングを導入しました。


会員は、センターに足を運ばずに、スマートフォンなどから相手を探せます。


9月には、オンラインでお見合いできる機能を追加しました。


効果は大きく、2021年度のお見合いの実績は、約2,260件、交際の始まったカップルが約930組と、いずれも、2020年度の倍以上に増えました。


AIマッチングは、オンラインで、ある程度相手のことが分かってから対面できる良さがあります。


埼玉県でも、2018年に「SAITAMA出会いサポートセンター」で、AIマッチングを導入しました。


毎週、お見合い相手を自動的に紹介する機能を備え、200組以上のカップルを、結婚に導きました。


神奈川県は、県内の婚活情報などを紹介するサイト「恋カナ!かながわで恋する×かながわに恋する」を開設しています。


最近は、オンラインでの相談や、パーティーが目立つといいます。


コロナの影響が長引く中、密になりにくいレジャーに着目し、成果を上げている自治体もあります。


茨城県常陸太田市は、2021年度、オンラインイベントに加え、川下りやゴルフなどを楽しめる「ラフティングで恋探し」や「ゴルフでenjoy婚活」を開催し、それぞれ、2組、5組のカップルが誕生しました。


千葉市は、経済的事情から、結婚に踏み切れないカップル支援と団地の活性化を目的に、開発から40年程度経過した団地に転居する新婚カップルに、家賃や引っ越し費用を補助しています。


東京都の未婚率は、58.8%と都道府県別で最も高くなっています。


進学や就職を機に、全国から若者が集まる東京では、既に、民間企業がさまざまなマッチングサービスを提供しています。


東京都は、出会いの場の提供は、民間サービスに任せ、大学で、就職や結婚など人生設計を考えるための出前講座を開催するなどして、結婚に向けた意識づけに力を注いでいます。

 


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