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国内新車販売・納期がさらに長期化 【6月6日(月)】

新車の納期が、長期化しています。


トヨタの一部販売店では、SUV「カローラ クロス」のハイブリッド車タイプの納期が、5月時点で、17ヶ月待ちとなっています。


半年前の5ヶ月待ちから、3倍以上になりました。


小型車「アクア」も、3ヶ月から最長半年に、ミニバン「ノア」や「ヴォクシー」も、4ヶ月から10ヶ月待ちに伸びました。


契約から納車までの期間は、通常1~2ヶ月程です。


現在乗る車が、車検を迎える前に、新車を注文したところ、納期が再三延びてしまい、車検を通して、今の車に乗り続けざる得なくなったケースもあります。


ホンダのSUV「ヴェセル」は、半年待ちで、一部モデルでは、受注を止めました。


SUBARUの主力車「レヴォーグ」も、半年待ちとなっています。


上海工場などから電気自動車(EV)を日本に輸出している、米テスラは、「モデルY」などの納期が、未定となっています。


二輪車でも、受注の停止が相次いでいます。


生産が遅れているために、国内の新車販売も、減少が続いています。


6月1日発表の5月の販売台数(軽自動車を含む)は、前年同月比18%減、26万1,433台でした。


前年同月を、11ヶ月連続で下回っています。


需要は底堅いのに、売ろうにも売れない状況が続いています。


長引く半導体不足に、上海の都市封鎖が追い打ちをかけています。


上海の封鎖は、6月1日に解除されたものの、物流の混乱もあり、中国からの部品の確保が、困難な状態が続きます。


半導体不足も、解消のメドが立っていません。


コロナ禍などで停止した半導体工場は、生産が正常化したものの、自動車メーカーが、これまでの減産を補うための大量発注をしており、フル生産をしても、需要を満たせていません。


特に、動作制御に使う、マイコンや、電力制御に使う、パワー半導体は、納期が長期化したままです。


車載半導体大手、独インフィニオンテクノロジーズは、5月の決算説明会で、マイコンは、2023年になっても不足すると、指摘しました。


半導体メーカーは、車用半導体の生産能力の補強に動いていますが、新設備からの出荷が本格化するのは、2023年以降になります。


欧州からの輸入車には、一部ロシアのウクライナ侵攻の影響が、出ています。


フォルクスワーゲンは、ウクライナの工場からのワイヤハーネスの調達が滞り、ドイツ国内の完成車工場の操業を、一部停止しました。


日本へ輸出する車の納期も、遅れています。

 


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