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インフルエンザ流行・学級閉鎖相次ぐ【2月20日(月)】

季節性インフルエンザが、3年ぶりに流行し、学級閉鎖などが急増しています。


コロナ対策が徹底された2021~2022年には流行せず、集団免疫が低下しているのに加え、行動制限の緩和で、人の往来が活発になったことが要因と思われます。


大阪府堺市の小学校では、6年生は、今月3日には、各クラス1~2人程度だったインフルの感染者が、週明け6日には、約10人に急増、7~10日には全3クラスが学級閉鎖となりました。


自治体に患者報告が求められている、全国約5,000ヶ所の医療機関から2月5日までに報告があったインフル患者数は、6万2,583人で、1医療機関当たり12.66人でした。


2022年の同時期の41人に比べ、約1,526倍になっていて、1医療機関当たりの患者数は、注意報の発令基準をとなる10人を超えています。


コロナ禍で感染対策が強化されていた、2021、2022年は、1~2月は、0.02人で今年は流行の勢いが目立ちます。


ただ、2019年のピーク時は、57.18人、2020年も、18.31人で、直近の2年は、極めて低水準だったと言えます。


2023年第5週(1月30日~2月5日)の1医療機関当たり患者数を地域別でみると、沖縄(47.18人)、福井(35.46人)、大阪(29.91人)、京都(27.02人)、福岡(24.30人)と西日本で流行が目立ちます。


首都圏でも千葉(10.45人)、神奈川(12.74人)は、注意発令基準を超え、東京(9.81人)も基準越え目前です。


2023年第2週(1月9~15日)に休校や学年閉鎖、学級閉鎖になった学校(小中高、保育所、保育園など)は、120ヶ所でしたが、翌週は1,000ヶ所に達し、第5週は2,184ヶ所に広がりました。


学級閉鎖は、兵庫、大阪、神奈川、千葉など、都市部で目立ちます。


3年ぶりの感染急拡大の背景には、インフルエンザウィルスに対する、免疫の低下があります。


2021~22年は、コロナの感染対策推進で多くの人がインフルエンザウィルスにさらされることなく過ごし、インフルが流行せず、ワクチンの接種率も下がり、免疫を獲得できなかったと思われます。


2022年後半からコロナの感染対策が緩和され、各地で人出が増えたことも影響した可能性があります。

 

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