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成田空港・訪日外国人の姿【12月6日(火)】

10月11日に水際対策が大幅に緩和されて以降、成田空港や成田市内などに訪日外国人の姿が戻ってきました。


成田国際空港会社(NAA)によると、空港内で営業する飲食店・免税店・サービス店などは、260店に達しています。


コロナ禍前に400店あった水準には、まだ達してしていませんが、最も少なかった2020年5月の40店からは、大きく回復しています。


10月以降に30店舗が営業を再開し、12月にはさらに20店以上増える見通しです。


免税店などを手がけるグループのNAAリテイリングは、現時点で、全77店のうち48店が営業していますが、年内には、工事中を除き、全店での営業を開始する予定です。


同社の1日の売り上げは、コロナ前の4~5割の水準まで戻ってきました。


水際対策の緩和以降、利用客が急増して対応に追われています。


中国人観光客は、ゼロコロナ政策のため、まだ少ないのですが、緩和後の準備も始めています。


成田空港10月の国際線外国人旅客数は、前年同月比、7.3倍の43万3,768人でした。


月150万人に達した2019年に比べれば、まだ3割程度ですが、今後は、さらに増加が見込まれます。


12月15日には、バティックエアーマレーシアが、クアラルンプールとの新たな定期路線を運航、韓国エアプレミアも、23日仁川と結ぶ初の日本路線を就航します。


JR東日本は、コロナ禍で、都心と成田空港を結ぶ、特急成田エクスプレスの運行本数を半分に減らしていましたが、10月1日に従来と同じ、1日54本に戻しました。


日本人を含む利用者は、水際緩和前より5割増加しました。


京成電鉄も、京成スカイライナーの利用者の増加で、沿線の駅員数を増やしています。


今後、さらに利用客が増えれば、成田空港駅で外国語を話せる案内係の増員や、翻訳機の配置台数を増やすことも検討しています。


ホテル日航成田は、国際線利用者向けに空港とホテル間で、深夜の送迎バスの運行を再開しました。


新勝寺の参道沿いに10月に開業した、ホテル和空 成田山門前でも、外国人の予約は多いと話します。


日本のかつての暮らしぶりを体験できる、県営房総の村でも、以前に比べて、外国人が訪れるようになりました。


観光面での波及効果も、徐々に出始めています。

 

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