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JR本州3社・業績回復も道半ば【11月13日(水)】

JR東日本も運輸収入が9%増え、8,788億円となりました。


JR東海は運輸収入は、大半を占める東海道新幹線が7%増え、7%増の6864億円となりました。


コロナ禍前の2019年同期比の96%まで戻りました。


2025年3月期は3社とも最終増益を見込みます。


ただ、純利益の伸びはJR東日本が7%JR、東海が2%、JR西日本が1%と小幅にとどまります。


コロナからの回復は顕著ですが、コロナ禍後は、在宅勤務等が定着し、コロナ前の水準に鉄道利用が回復することは難しい状況になっています。


2024年4~9月期の営業利益は、コロナ前の2019年と比べると、JR東日本が79%、新幹線の回復が鮮明な東海が90%、JR西日本が81%の水準です。


インバウンド需要は引き続き堅調です。


インバウンド消費額は2024年1~9月で5兆8,582億円、訪日客数も1~9月で2,688万200人で、いずれも2023年通年を上回っています。


各社とも、業績のいっそうの回復に向けて、インバウンド需要の取り込みを一段と強化しています。