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ゴールデンウイーク・JRグループの予約は低調【4月21日(水)】

JRグループの6社が、ゴールデンウイークを含む、4月28~5月5日の予約状況を、発表しました。


新幹線や、特急指定席の予約が、新型コロナウイルスの感染拡大前の、2019年に比べると、81%減少しました。


東京都や大阪府などで、まん延防止等重点措置が適用され、今後も、対象地域が拡大される見通しで、旅行を手控える動きが、続いています。


4月15日現在で、JR6社の予約席数は、新幹線と在来線を合わせて、計71万席と、昨年2020年比では、2.4倍に増えました。


しかし、コロナ以前の、2019年に比べれば、81%減少しています。


一日平均の予約数は、データの残っている、1995年以降では、2番目に少ない水準になります。


【9020】JR東日本の予約席数は、2019年比で77%減の30万席でした。


減少幅が最も大きかったのは、84%減少した、秋田新幹線でした。


4月12日からは、東京23区などが、まん延防止等重点措置の対象地域になり、連休前で予約が伸びる時期にもかかわらず、キャンセルも出ているそうです。


【9022】JR東海は、2019年比、83%減の28万席でした。


2020年の緊急事態宣言で、運行本数を減らした、東海道新幹線では、予約席を、2020年に比べて、1%増やしましたが、思ったほど予約席数は、増えていません。


【9021】JR西日本も、予約席数は、23万席で、2019年比、83%減少しました。


鉄道の利用は「Go To トラベル」などもあり、昨年秋には、回復傾向にありましたが、足元では、まん延防止等重点措置の拡大などもあり、低調に推移しています。


収益の確保には、運行本数の削減が、選択肢としてあげられますが、コロナ対策としての密の回避には、一定以上の運行本数が必要であり、各社にとって悩ましい問題です。

 


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