世界的に売り上げが急増している、スポーツベッティングの代表的な企業の一つが、英国のEntain(エンテイン)社です。
各国での合法化を追い風に、成長を続けています。
日本でも、ベッティング(賭け)が解禁されれば、参入を検討中です。
エンテインは、「bwin」などのブランド名で、世界31の国と地域で事業を展開、主要な分野はスポーツです。
サッカーなら、試合の勝敗やスコアなどを、様々な組み合わせで賭けることができます。
エンテインは、100種類の競技で、毎日200万件の賭けを処理しています。
2021年の売り上げは、38億ポンド(約6,000億円)、純利益は2億7,000万ポンド(約420億円)でした。
取り扱った掛け金の総額は、スポーツだけで、140億ポンド(約2兆2,000億円)に達します。
英国、米国、イタリアなどでは、オンラインベッティングのシェアで、1~2位につけています。
先進国で、スポーツベッティングの合法化や民間開放が相次ぎ、市場は、拡大しています。
米国では、2018年に合法化され、ベッティング企業の収益規模は、370億ドル(約5兆円)に増えるとの予測もあります。
エンテインは、昨年以降、カナダ、クロアチア、オランダで企業を買収しました。
注目される市場が、合法化議論が始まったばかりの日本です。
既に、サッカーJリーグやプロ野球、学生スポーツなど様々な大会が、海外の業者により、賭けの対象にされています。
違法行為ですが、日本から海外のウェブサイトにアクセスして、賭けている人もいます。
合法化されていないにもかかわらず、海外企業が日本で上げたベッティング収益は、130億ドル(約1兆7,000億円)との推計もあります。
エンテインは、同様の行動をとるつもりはなく、非合法の国には進出しないことが経営の柱になっています。
歴史的にみれば、スポーツと賭博は、古代から常に共生関係、相互補完関係にあったとエンテインは言います。
日本に参入するときは、草の根スポーツや若いアスリートに多くの投資をしたい、英国では、実際にそうした活動を行っていると言います。
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