都市部を中心にガソリンスタンド(GS)が消えています。
人口1万人あたりのGS数は、東京都や神奈川県、大阪府、愛知県など都市部が下位に並びます。
2021年のGSの絶対数は、北海道が2,298ヶ所と最多です。
上位には東京都や愛知県が並びますが、一方、人口1万人あたりだと大都市圏は軒並み下位に沈みます。
最下位の東京都は、0.95ヶ所と、唯一「1」を下回ります。
人口500万人以上の都道府県では、北海道を除き、神奈川県(1.35)、大阪府(1.5)、埼玉県(2.02)、千葉県(2.35)、兵庫県(2.59)、愛知県(2.62)、福岡県(2.64)が下位10位に入ります。
首位の鹿児島県は6.21ヶ所でした。
上位には、高知県(6.20)や島根県(5.91)、徳島県(5.86)など地方が並びます。
人口1万人あたりのGS数の減少率は、ここ10年間で、トップは東京都で26.5%減。
千葉県(25.5%減)、神奈川県(23%減)が続きます。
都市は人口密度が高いという事情がありますが、GS消失はカーシェアリングの普及に一因があると考えられます。
東京都のカーシェアステーション(主要8社)は、5月末時点で8,200ヶ所以上あります。
人口1万人あたりのGS数下位10のエリアに全国のカーシェアステーションの9割が集中しています。
都市は公共交通が充実しており、マイカーがなくてもさほど生活には困りません。
高齢者の自主免許返納率も地方より都市部が高い。
自家用車の世帯当たり普及台数は、1.032台で、近年は減少傾向にあります。
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