経済界 アベノミクスは高評価【9月2日(水)】
先週の8月28日に安倍首相が、突然辞任表明しました。
7年8ヶ月にわたる長期政権の評価は、今後定まるのでしょうが、経済界からは、アベノミクスを評価する声が、上がっています。
経団連の中西会長は、辞任は驚きで残念に思うとしつつ、アベノミクスの推進や安全保障政策の強化を評価するとのコメントを出しました。
【8179】ロイヤルホールディングスの菊地会長は、アベノミクスがデフレで長い間低迷していた日本経済に変化をもたらしたのは間違いないと評価しています。
【4188】三菱ケミカルホールディングスの小林会長は為替の是正、TPPなどの経済連携を成立させるなど、大きな功績を残したと高い評価をしています。
サントリーホールディングスの新浪社長は、賃上げや女性が活躍できる取組みの推進に触れ、日本経済を回復軌道に乗せたことは間違いなく、高く評価すべきだとコメントしています。
【7269】スズキの鈴木会長も、日印関係が発展したのは、安倍首相とインドのモディ首相との良好な関係があったからこそだと思うと言っています。
【4901】富士フィルムホールディングスの古森会長兼CEOは、安倍首相は何ごとに対しても、全く私心がなく、常に的確に物事に対処してきた政治家であると評価しています。
ベンチャーキャピタルの東京大学エッジキャピタルパートナーズの郷治社長は、任期中に大学発のベンチャー企業が多く生まれ、ベンチャーキャピタルが増えたことは、スタートアップ企業の育成の面では、一定の成果があったとコメントしています。
【2801】キッコーマンの茂木名誉会長は、国際政治のリーダーシップをとり、トランプ大統領など各国首脳と良好な信頼関係を構築した点が評価でき、今までの首相の中では、初めての功績だとコメントしています。
一方で、多くの経営者が危惧するのが、新型コロナ対策の行方です。
新型コロナウイルスの感染拡大で景気が冷え込むなかでの辞任に、感染対策や景気対策が滞らないかと、不安視する声もあり、新首相には、最優先課題としてウィズコロナ時代をふまえた適切な施策が求められます。
【3086】Jフロントリテイリングの好本社長は、コロナ禍の中で企業や生活者は困難に直面していて、政治的空白は、許されないとコメントしています。
※無料で銘柄相談も承っております。
※有力な情報配信も行っておりますので下記URLよりご確認ください。
▼
https://snap-up.jp/