新型コロナウイルス感染拡大に伴う、医療関係者らの負担を、軽減するために、病院や療養施設でロボットの導入が、始まりました。
感染リスクの高い場所の清掃や、検体の採取、分析などが、任務となります。
東京の宿泊療養施設では、【67532】シャープの小型ヒト型ロボット「ロボホン」などが、入所者を迎え入れたりします。
人の出入りが多いロビーなど、感染リスクの高い場所の清掃は、掃除ロボットが担当します。
昨春から、徐々に台数を増やし、現在は、10施設で、両タイプのロボットを、各1台ずつ配置しています。
ヒト型ロボットは、簡単な質問に答える機能を備えていて、感染リスクを減らせるだけではなく、職員が、質問への対応に追われることなく、他の業務に集中できる、メリットもあります。
ファームロイド社(東京都板橋区)が開発し、板橋区や、日本大学と協力して実験を進めてきた、消毒ロボットは、床や、壁などに付着する、ウイルスを不活性化する機能を、有しています。
すでに、東京都や大阪府の医療機関が、採用し、発熱外来などで、使われています。
米国企業が開発した「アイオロスロボット」は、人工知能(AI)を搭載し、廊下の手すりや、エレベーターのボタンなど、人が触れる場所に向けて、アームから、紫外線を照射します。
今年から、東京都の高齢者施設で、導入されています。
【7012】川崎重工業などは、検体採取から、分析までの工程を、処理できるロボットを、開発しました。
移動式のPCR検査システムで、12mのコンテナ内で、医師が唾液などを遠隔操作で採取し、システムが、自動で分析します。
検体採取から、検査結果の通知までを80分でこなし、16時間で2,500体の処理を行うことが、出来ます。
自治体や、病院関係者など、多方面からの問い合わせが、相次いでいます。
日本では、誤作動などの、リスク回避を重視するあまり、生活の場での、ロボットの普及が、進みませんでした。
コロナ禍を契機に、会話や、接触などをロボットが補う、ニューノーマル時代が、やって来るかも知れません。
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