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酒は百薬の長にあらず①【8月2日(水)】

少量の飲酒でも、がんを始め病気のリスクを高めるという研究報告が増えています。


酒は百薬の長という言葉もありますが、少しのお酒は体に良いという考えの根拠は乏しくなりました。


どんな量、どんな種類のアルコールであっても健康にはよくないとカナダの薬物使用・依存症センターが、1月、アルコールと健康に関する指針を12年ぶりに改訂しました。


研究が進んだことで、少量のアルコールでも健康を害する可能性があるとして、飲酒は、少なければ少ないほど良いと、節酒や禁酒を進めています。


日本の国立がんセンターも、がん予防の観点からは一滴のお酒でもリスクになるのが国際的な評価だとし、日本人のがんと飲酒の関係を分析、1日のアルコール(エタノール)摂取量を23グラム程度までにすることを勧めています。


飲酒が、日本人のがんのリスクを高めることは「確実」と判定され、日本人に多い大腸や肝臓、食道は「確実」女性の乳がん胃がんも「ほぼ確実」と判定されています。


他のがんは、まだデータ不足で判定が出ていません。


2015年時点で、日本人男性のがんの原因の8.3%、女性の3.5%が飲酒と推定され、ともに3番目に多くなっています。


アルコール(エタノール)は肝臓でアセトアルデヒドに分解され、さらに酢酸へと解毒されます。


アセトアルデヒドには発がん性がありますが、日本人には、アセトアルデヒドを解毒する酵素の働きが弱い人が4割います。


いわゆるお酒に弱い人で、飲むとすぐに赤くなるタイプです。

 

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