【公式】スナップアップ投資顧問ブログ

日本株式の専門家スナップアップ投資顧問の公式ブログ

パリ五輪・ロシア出場に意見が分かれる【7月31日(月)】

2024年7月26日開幕のパリ五輪が1年後に迫りました。


ウクライナ侵攻を続けるロシアの出場を巡って、意見が割れ、ウクライナは、ロシアが参加すればボイコットする意向です。


開幕に向けて、現地は盛り上がりを見せていますが、今大会は、ロシアのウクライナ侵攻が大きな影を落とします。


五輪憲章は、オリンピックの政治利用を禁止しています。


国際オリンピック委員会(IOC)は、ロシアとベラルーシの選手が国旗や国歌を使用せず、戦争を支持しないことを条件に、個人資格での参加を認める方針を表明しています。


ウクライナは、この方針に反対し、両国選手が参加した場合は、ボイコットする意向を示しています。


IOCの方針に従って、ロシアとベラルーシの選手が個人資格で参加した、5月の柔道世界選手権にウクライナは参加しませんでした。


陸上競技などの一部の競技は、五輪出場の予選や選考会から、ロシアとベラルーシの選手の除外を続けています。


IOCのバッハ会長は、パリ五輪への参加の可否を判断する時期は、10月のIOC総会後になるとの見解を示しています。


フランスにとって100年ぶりとなる夏季五輪は、近年の流れをくんで予算を抑えたコンパクトな大会を目指しています。


競技会場の95%は、既存の施設か仮設で行い、開会式はセーヌ川で行います。


現時点の予算は、国による警備費用などを除いて88億ユーロ(約1兆3,700億円)で、前回東京の1兆6,980億円を下回ります。


環境への配慮も、パリ五輪の特徴です。


過去の大会と比べて、炭素排出量を半減することを目指します。


既存の施設の活用は、建設工事による炭素排出を避ける意図もあります。


会場では、ペットボトルなどの使い捨てプラスチックの使用や、持ち込みも禁止されます。


コロナ禍が明け、パリ五輪は、2大会ぶりに、全面的に観客を入れて開催されます。


インフラ整備以外にかかる開催費用の96%は、チケット販売やスポンサー企業の協賛金、IOCの拠出金でまかないます。


五輪の観戦チケットは、1,000万枚のうち680万枚は、既に販売済みです。


国家予算にできるだけ頼らない料金設定にした結果、国民には、料金が高すぎるとの不満の声があがります。


1枚1,000ユーロ(約15万6,000円)近くもする席もあり、多くの競技の料金が、2012年のロンドン大会を上回ります。

 


※無料で銘柄相談も承っております。
※有力な情報配信も行っておりますので下記URLよりご確認ください。

https://snap-up.jp/