アルバイト・パート時給 2%高 【9月25日(金)】
8月の三大都市圏(首都圏、東海、関西)のアルバイト・パート募集時の平均時給は、前年同月比で、2%(21円)高い1,084円でした。
コロナ禍による、ニューノーマルの広がりで物流や、相変わらず人手不足の介護が、全体の上昇をけん引しました。
7月比では、0.1%(1円)の上昇でした。
「宿泊施設関連(旅館、民宿)」は、7月に比較して、4.7%(47円)高い1,055円となりました。
「宿泊関連施設」は、インバウンドがほぼ無くなったことや、旅行の手控えで、前年比では、まだ、1.1%(11円)安が続いていますが、政府の観光支援事業「GO TO トラベル」の効果もあって、いく分か持ち直しました。
倉庫内での仕分けなどの「物流作業」は、前年同月比で、2.5%(27円)高い1,087円、ビルの清掃作業などの「清掃、洗浄、クリーニング」は、前年同月比で、1.2%(12円)高い1,053円で、全体をけん引しました。
人手不足の続く介護スタッフも、前年同月比で、3.5%(38円)高い1,114円で、引き続き高かったようです。
一方で、飲食関係は、1.2%(12円)安い1,015円でした。
これは、東京都で、飲食店などに時間短縮要請が出たことにより、時給の高い深夜の求人募集が減ったことが、影響しています。
8月のアルバイト・パートの求人件数は、前年同月比で、28%も減少したそうです。
また、8月の派遣社員の募集時の平均時給は、三大都市圏で1,572円で、前年同期比で0.6%(9円)下がりました。
主力のオフィスワーク系が、1,562円で、1.4%(22円)下がりました。
これは、時給水準の安い官公庁への派遣需要が、増加したことで、全体の相場を押し下げたことによると思われます。
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