【公式】スナップアップ投資顧問ブログ

日本株式の専門家スナップアップ投資顧問の公式ブログ

新たな舞台のデジタルトランスフォーメーション(DX) 【7月1日(水)】

新型コロナ危機を契機として、テレワークをはじめとする新たなIT技術が経済を牽引する時代が訪れました。


年間最大12兆円という経済損失が発生すると試算されている「2025年の崖」を回避するために、デジタルシフトによる既存システムの刷新が大きな課題となり、この問題をを国策のもとで克服する動きが顕著になってきました。


このような時に、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が実体経済にも大きななダメージをもたらしました。アフターコロナの世界では経済活動の枠組みが大きく変わるとみられ、これがDX化を促進させる可能性が高まっています。


「世界デジタルサミット2020」では人工知能やIoT、クラウド などの活用によるイノベーションの重要性に改めてスポットライトが当たりました。

同会合で【6702】富士通の時田社長は、日本国内でも今後DXが加速する、との見解を示したことが伝わっています。富士通は、世界のスーパーコンピューターの計算速度ランキングで、「富岳」が9年ぶりに世界一の座を射止めたことが話題となりました。


くしくも同社の株価は6月相場で一気に水準を切り上げました。26日に1万3,000円台まで買われ、年初来高値を更新し、2001年6月以来19年ぶりの高値をつけました。

 


Dデジタルトランスフォーメーション(DX)加速のステージで注目される銘柄


【2335】キューブシステム

金融、流通、通信向けなど幅広い業界で事業を展開するシステムインテグレーター でソフト開発やデータベース構築を得意としています。金融では大手金融向けで高い実績を有するほか、キャッシュレス化の流れを追い風にクレジット会社向けシステム構築案件が伸びて業績に貢献しています。流通では主にスーパーや、コンビニなどのシステムを構築、成長領域での顧客開拓が進んでいます。通信向けでは、顧客管理システムなどの開発実績が豊富。独自のDX技術者育成プログラムも推進しています。


【3666】テクノスジャパン

ITコンサルティング会社で世界屈指のソフトウエア企業である独SAP製を中心にERPソフトの導入支援ビジネスを展開。企業のDX投資に向けた流れを捉え、デジタル革新ビジネスに重点を置いています。顧客情報を一元管理する顧客管理システム(CRM)の構築で成長トレンドを加速させる方向にあります。今後はERPCRMを連携して、サプライチェーンの効率化を実現するプラットフォーム(CBP)にも注力。AIやビッグデータの活用支援に乗り出しており、今後の業容拡大に対する期待が大きい。


【3992】ニーズウェル

独立系で金融機関を主要顧客としていて、基幹系業務システム開発で強みを持っています。高度な金融系業務知識を持った技術者育成に注力。また、RPAとAI技術を融合させたソリューションを得意としています。書類を高精度でデジタルデータ化する「DX Suite」はAI-OCR市場のシェアで首位を誇っています。テレワーク導入の動きが加速するなか、企業内情報セキュリティーに定評。中長期的に自動運転、ブロックチェーンといった次世代成長分野の顧客ニーズを取り込んでいく構え。


【4687】TDCソフト

金融や流通向けを主力とする独立系システムインテグレーターで、デジタル技術の新たな潮流に対応し次世代型SIへの進化を目指しています。AIコンサルティングでは近畿大学とAIを使った学生評価支援の研究などで実績。DX推進でもアジャイルサービスを取り入れ需要を獲得しています。足もとの業績も保険やクレジット向けシステム開発の大規模案件などが寄与して中期成長トレンドをキープしています。


【9753】アイエックス・ナレッジ

独立系システムインテグレーターで金融系に強みを持ち、コンサルティングや保守運用なども幅広く手掛けています。フィンテック関連としても注目を集めるほか、デジタル先端技術分野にも注力しています。クラウドサービスはAWS構築、運用支援のほか、名刺管理システムと社内SNSを融合した「i-Connection」を展開。サイバー防衛へのニーズが高まるなか、標的型メール訓練サービスなどのセキュリティー教育クラウドも手掛けています。

 


※無料で銘柄相談も承っております。
※有力な情報配信も行っておりますので下記URLよりご確認ください。

https://snap-up.jp/