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秋相場はしっかり?アベノミクス継承【9月7日(月)】

安倍首相の辞任表明で、8月28日金曜日の東京株式市場は乱高下しましたが、その後は、総じて底堅く推移しています。


政治リスクが、株式市場に与える影響は懸念されるものの、世界的な金融緩和などで、マーケットの下値は底堅そうです。


しかし、今後は、安倍首相退陣で、より不確実性が増すことから、株価は底堅いながらも不安定な展開を強いられる可能性もあります。


先週末の安倍首相の辞任表明は、株式市場にサプライズを与えましたが、それも瞬間的で、その後は、相場は底堅い動きをしています。


今週の日本株や米国株の動きは、世界的な株高の流れに変化がないことを示唆していると思われます。

 
9月14日に行われる予定の自民党総裁選は、菅官房長官が選出されることが確実と思われますが、菅氏が新総裁に選出された場合は、2021年9月末までの、一年間の短期政権となる可能性が高いと思われます。


コロナ禍の中では、解散総選挙もやりにくく、衆院議員の任期満了までは、安倍政権の踏襲という形となり、その意味で株式市場の上昇トレンドを妨げることにはならないと思われます。


顕在化している懸念材料としては、米国と中国の対立が考えられますが、これは見た目こそ派手でも両国とも本気だとは思えません。


米国も中国も制裁合戦によって、お互いを傷つけあうことを望んではなく、駆け引きの部分もあると思われます。


ナスダック総合指数が最高値圏をつけた米国株はもちろんのこと、上海総合指数が高値圏でしかりしている中国株も、そのあたりを織り込んだ上での、強含みの展開といえるのではないでしょうか。


日本株も、世界的な金融緩和と財政政策による潤沢な投資マネーを背景として、これまで同様に強気相場が続くことに変化はないと思われます。


物色対象はテーマ性のあるグロース株と割安株が交互に物色される展開で、底上げ相場になるのではないかとみています。


9月相場ではここ数年来の上値のふしである2万4,000円を目指す動きを想定します。

 

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