【公式】スナップアップ投資顧問ブログ

日本株式の専門家スナップアップ投資顧問の公式ブログ

未上場株の流通市場スタート【11月18日(水)】

未上場株の流通市場を作る動きが、進んでいます。


株式型クラウドファンディング(CF)を手がける、日本クラウドキャピタルが、来年にも、未上場株を売買できる、オンライン市場を開設する予定です。


株式型クラウドファンディング(CF)とは、非上場のベンチャー企業が、インターネットを通じて、多くの人から資金を集める、仕組みです。


2015年に解禁された、少額資金の調達手段で、個人投資家が、年間50万円を上限に、ベンチャー企業に投資できる方法です。


個人投資家は、有望と思われる、未上場株を購入し、出資先の経営破綻リスクを、負いますが、一方で、株式上場時には、値上がり益が見込めます。


非上場の企業が調達できる金額は、年間1億円未満ですが、2020年9月までに115件、38億円の募集が成立しました。


現在、この株式型クラウドファンディング(CF)を行う資格を持つ「少額電子募集取扱業者」は、日本クラウドキャピタルを含めて、6社しかありません。


しかし、6社とも、未上場株の購入しかできず、発行市場としての位置づけが強く、株式を何時でも売却できる、流通市場は、日本にはありません。


そこで、日本クラウドキャピタルは、流通市場の創設に動いたのです。


株式型クラウドファンディング(CF)通じて、未上場株を購入した、投資家から、換金需要が出始め、一方で、すでに株主になっている投資家から、買い増ししたいとの需要もあり、発行済みの株式を、売買できる流通市場の整備が、必要となりました。


株式型クラウドファンディング(CF)は海外の方が、成長が早く、2019年の調達額が米国は3年前の22倍の327億円、英国では2倍の1,625億円に上ります。


日本では1人あたり、50万円の上限規制があるのに対し、英米では上限規制が、ありません。


今後、日本で、未上場株の流通市場が、整備されるには、投資上限などの、規制緩和が重要な課題です。

 


※無料で銘柄相談も承っております。
※有力な情報配信も行っておりますので下記URLよりご確認ください。

https://snap-up.jp/