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総合スーパー集客回復・【8267】イオン【1月20日(水)】

イオンの2020年9月~11月の連結営業利益は、前年同期比、2倍の342億円でした。


増益は、3四半期ぶりでした。


新型コロナウイルスの感染拡大で、落ち込んでいた、総合スーパーの集客が、回復してきました。


クレジットカードの利用が伸び、衣料品などの販売も伸びました。


保険商品のオンライン販売も、好調でした。


売上高は、2兆1,220億円と、2四半期連続の増収になりました。


総合スーパーや、ショッピングモールの復調が、鮮明になってきました。


鬼滅の刃』が、記録的なヒットとなり、イオンシネマが運営する、シネコンの来場客が、増加し、イオンモールでの買い物に、つながりました。


都心の繁華街への外出が、手控えられる一方で、郊外の総合スーパーや、食品スーパーは、賑わい、生鮮品、加工品や、衛生用品の販売も、伸びています。


コロナ感染拡大以前から、取り組んでいた、収益構造の見直しも、採算の改善に、寄与しました。


イオンの売上高粗利益率は、2020年9~11月期は、28%で、3~5月期の26%より、2%改善しました。


9~11月期の最終損益は、50億円の赤字でしたが、前年同期から、51億円改善しました。


2021年2月期通期では、営業収益が、前年同期比、1%減の8兆5,000億円、営業利益は、44%減~30%減の1,200億円~1,500億円を予想しています。


昨年末に予想を引き上げた際は、緊急事態宣言の再発令は、織り込んでいませんでしたが、冬場に感染が拡大することは、想定の範囲内と言うことです。



   
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