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フィッシング詐欺が急増・前年の6倍 【2月26日(金)】

銀行や、クレジットカード会社の偽サイトに誘導し、利用者のIDや、パスワードを盗む、フィッシング詐欺が、急増しています。


今年1月には、前年同月比、6倍の4万4,000件に達しました。


犯罪者集団は、利用者の口座に、不正ログインが、あったかのようなメールを送り続け、不安心理をかきたて、偽サイトに誘導します。


利用者が、偽サイトと気づかず、本物のIDや、パスワードを入力すれば、ほぼ同時に、犯罪者集団が、本物のサイトにアクセスし、預金を不正に引き出します。


利用者が、フィシングサイトでIDや、パスワードを入力してから、不正送金されるまでの、平均時間は、わずか、1分44秒と短く、気づいた時には、すでに手遅れになっています。


被害を食い止めるために、銀行間の連携も、始まりました。


犯罪集団は、跡がつないように、A銀行の口座から、B銀行や、C銀行のトンネルと呼ばれる口座を経由して、スマホ決済アプリなどにチャージし、高額商品を購入し、転売現金化します。


A銀行から、不正に送金されても、受け取る側の銀行が、受け取る側の口座を凍結したり、着金を保留すれば、被害は食い止められます。


片方で盗まれても、もう片方で手を打てれば、被害は、最小に食い止められます。


不正送金されれば、即座に、送金先の口座の凍結を要請する、システムが、構築されつつありますが、警察の捜査令状がないと、止められないという対応をする銀行も、あるそうです。


対応の鈍い銀行の口座は、都合の良い口座として、ネット上で高値で、売買されています。


金融犯罪大国の汚名を返上するには、捜査当局、金融当局、金融機関が一体となっての、制度的枠組みが必要です。

 

   
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