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生活インフラ型へ・無印良品【3月12日(金)】

無印良品の【7453】良品計画が、野菜や、果物などの生鮮食品の販売に乗り出します。


今夏以降、生鮮品のほか、自社開発の冷凍品や、飲料を充実させる方向で、2030年には、売上高に占める食品の割合を、現行の、1割から3割に増やす予定です。


コロナウイルスの感染拡大を契機に、小売業の業態転換が進んでいます。


良品計画では、2022年8月期に、国内で、50店舗出店する計画です。


既存店舗でも、カレーや、パスタソースなどを販売していますが、今後は、冷凍食品や、飲料などでも、自社開発商品を増やします。


生鮮食品は、店舗近隣の農家などから調達します。


店舗内でパンを焼くほか、弁当等も販売して、持ち帰り需要を取り込む方針です。


店舗によっては、売り場面積の3割を食品にします。


環境配慮や、素材にこだわるために、価格は割高になりますが、無印良品知名度を生かし、品質にこだわる消費者の需要を取り込みます。


これまでは、無印良品への顧客の来店頻度は、月に1~2度でしたが、食品を強化することで、週1回の来店を見込んでいます。


食品のついでに、衣料品や、雑貨の販売増を見込み、顧客単価の増加につなげたい考えです。


新規出店の半分は、食品スーパーの一角に設け、来店客の多い、スーパーの来店客の流れを取り込みたい考えです。


出店は、これまでの都市部から、郊外を重点的に出店します。


良品計画の2020年9~11月期の純利益は、前年同期比、69%増の122億円で、食品がけん引しました。


コロナ後も、流れは変わらないと見て、専門店から、生活インフラ型への転換をはかります。

 

   
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