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野菜高騰・ニンジン7割高、トマト8割高【9月26日(火)】

野菜の価格が軒並み高騰しています。


全国的な猛暑が収穫量の減少や、育成障害を引き起こしています。


9月19日の東京市場のニンジンの卸値は1㎏251円と、平年より74%高、ダイコンは1㎏162円で、平年比49%高くなっています。


両者とも主産地は東北や北海道です。


JAふらの(北海道富良野市)では、ニンジンは小ぶりで、収穫量も減少しています。


JAようてい(北海道倶知安町)では、ダイコンは8月下旬以降、出荷量が見通しの2/3になっています。


都内のスーパーでは、現在、ニンジンが1袋(4本入り)が320円ほど、ダイコンが1本320円ほどで売られていました。


平年より5割ほど高い値段です。


トマトもこの10日ほどで値段が高騰しており、9月19日の卸値は平年比78%高くなっています。


夏秋トマトの産地、JAびらとり(北海道平取町)では、出荷量が前年同時期の1/3に落ち込んでいます。


暑さでトマトの花がつかないケースも多く、秋以降に出荷が本格化する千葉県産も猛暑のため出荷が伸び悩んでいます。


岩手県産の流通が多いピーマンは、実が日焼けして変色する被害が出ています。


ピーマンの卸値は、平年比43%高く、JA岩手ふるさと(岩手県奥州市)では、8月下旬以降、収穫しても市場に入荷する段階で6割が廃棄されてしまってるといいます。


岩手県産ピーマンは、例年11月半ばまで出荷が続きますが、今年は9月で栽培をやめる農家も出ています。


今年6~8月の日本の平均気温は、1898年以降最も高く、9月も高くなる見込みです。


猛暑の影響は長引く懸念があります。


例年9月に種まきをして10月以降に収穫するホウレンソウや小松菜なども地面の温度が高すぎるために種まきを遅らせる動きが一部で出ています。

 


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